福島みずほ党首 国政報告会の訴え 戦争と差別排外主義を止めよう!

  福島みずほ 国政報告会を開催する  

 

 

 社民党茨城県連合は12月14日、福島みずほ党首を迎え、国政報告会in水戸を県民文化センターで開催しました。

 県連合井坂代表あいさつに続き、福島さんの講演は、冒頭で東海第二原発の再稼働問題に触れて、能登半島大地震後の志賀原発視察での道路寸断や東海第二原発の30キロ圏内に約100万人が住んでいることを指摘し、「避難なんかできない。原発を動かさないためにも一緒に頑張っていきたい」と述べた。

 

 高市総理の台湾有事での「存立危機事態」発言については「明らかな憲法違反であり、明確に法律に反し、立法時の説明を超えている。つまり高市さんは安倍越えだ」と述べ、答弁について、「今までの政府見解から言っても憲法違反であり、法律違反で撤回すべき、辞任すべきと思っている」と強調した。

 

  流行語大賞の「働いて働いて働いて働いて働いて」は忖度じゃないのか。

 さらに高市政権について、「戦争準備内閣であり、戦争への道、憲法改悪、差別・排外主義、歴史修正主義になっている」と批判し、労働法制の改悪についても「今年の流行語大賞がなんと、『働いて働いて働いて働いて働いて』となったが、ちっとも流行してないのに対象にするのは忖度じゃないか。過労自殺まで出ているのに、総理が労働時間の規制緩和を厚生労働大臣に指示した」と述べた。

   あなたの生活が苦しいのは政治の責任だ

 最後に福島さんは、ナチスドイツでは差別排外主義を煽って戦争に突入した歴史に触れて、差別・貧困で生活が苦しく格差が拡大してもそれが政府に向かうのでなく、「あいつらがいるからだ」と敵をつくって攻撃していくということが日本で起きないように願っていると話た上で、「あなたの生活が苦しいのは政治の責任だ」「戦争と差別排外主義を止め、平和と人権と生活のために一緒に希望ある政治をつくっていこう」と参加者に訴えて講演を締めくくりました。

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