高市新総理の選出について(談話)

  「平和と民主主義」を否定する危険な連立政権の暴走を止めよう

                     2025年10月21日

                社民党茨城県連合 代表 井坂 章

 

21日、臨時国会が召集され、自民党と日本維新の会の2党で連立合意した自民党の高市早苗氏が首相に指名された。

 2党の連立政権合意書を読むと、国民からの厳しい目がある「政治とカネ」の問題では、企業団体献金禁止はこれから「議論する」とし、飲食料品の消費税減税は「検討」とした。事実上の先送りである。その一方で、憲法9条改正の条文起草協議会の設置や敵基地攻撃能力の長射程ミサイル配備促進、防衛費の拡大に向けた安保3文書改訂などを積極的に推し進めようとしている。

 この2党の政治は、タカ派色の強い、古い自民党政治の継続であり、「戦争する国づくり」だと言わざるを得ない。戦後の日本で築いてきた「平和と民主主義」を否定する危険な連立政権の暴走を止めるために、社民党は多くの人たちと手を携えて、活動を強めていく。  

                           以上

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