5・3 憲法を学び、守っていこう!

 憲法記念日の5月3日、「憲法施行78周年 憲法擁護市民のつどい」が茨城県民文化センターで開催され、130人が参加しました。

 主催者挨拶は、茨城平和擁護県民会議と茨城県平和フォーラムの2団体から行いました。

 記念講演の講師は、安保法制違憲訴訟の会共同代表も務める杉浦ひとみ弁護士が「日本国憲法を考える」と題して行いました。

 

 

 

 

主催者挨拶、茨城平和擁護県民会議 鈴木 博久代表

 

 

 

 

 

 記念講演を行う、杉浦ひろみ弁護士

 

 

 

 

 

 

 杉浦さんは冒頭に「憲法を知らないと床下点検詐欺のような危険なことになる」として、憲法の土台部分を勉強する重要性を伝え、「103条しかない」憲法構成と各条文の意味を説明しました。

 次に改憲側の主張と自民党改憲草案の危険性を述べ、憲法改正の問題となっている点を説明しました。そして、9条を放棄の改憲に対しては、「9条はボロボロになっても残っていることに意味があり、何と言われても無くしてはならない」と9条を守ることの意義を述べました。改正手続き法については「(改憲案が)出てきた時に判断できるのかは本当に難しい、憲法改正に踏み込ませないようにしなければいけない」と国民投票の問題点も話しました。

 

 特別報告では、東京高裁で東海第二原発運転差止訴訟を闘っている大石光伸さん(原告団共同代表)が、東海第二原発の防潮堤工事で不良工事問題や中央制御室での火災発生を起こしている日本原電の経営体質を非難し、東京高裁での勝利に向けた支援強化を呼びかけました。

 

 

 東海第2原発は動かさず、廃炉へを訴える大石さん

共有する