百里平和公園に 350人が集う
好天に恵まれた2月11日、航空自衛隊百里基地のなかにある一坪運動民有地「百里平和公園」で2025百里初午祭が開かれ、350人が集まりました。

地元の百里基地反対同盟の梅沢優さんの挨拶では、今茨城県が進めている茨城空港の新たな誘導路建設に触れ、誘導路は百里基地の3本目の滑走路となることや建設予定地には一坪運動の土地も含まれ、土地の強制収用にも危機感を表明しました。
続いて、百里基地反対連絡協議会に加盟の各団体からの訴えに移り、茨城平和擁護県民会議の鈴木博久代表は、「百里基地での近年の外国軍との共同訓練強化は地元に多大な迷惑をかけている。私たちは戦争のための訓練に反対し、何度でも抗議の声をあげていく」と述べ、社民党茨城県連合の井坂章代表は、「百里基地建設時に、私の生まれ育った地元は賛成、反対に二分された。それから長い闘いだが一緒に基地に反対して頑張ろう」と訴え、続いて新社会党、共産党からも挨拶がありましました。

挨拶する 茨城平和擁護県民会議 鈴木博久代表
社民党茨城県連合 井坂 章 代表
初午祭アピールでは、石破政権の戦争する国づくりに反対し、憲法9条を守る取り組みを強める。そして、百里基地の拡張工事である「新平行誘導路」の建設に反対し、「一坪運動」の土地を守っていくために力を合わせて闘っていくことを確認し、終了しました。