「在宅介護の危機を考える」をテーマに2025新春学習会

 社民党茨城県連合は1月26日、2025年新春学習会・旗開きを水戸市内で開催しました。

 主催者挨拶で県連合の井坂章代表は、今年夏の参院選のたたかいに全力を挙げることを呼びかけ、新社会党茨城県本部・杉森弘之書記長からも来賓挨拶を受けました。

 学習会は、「在宅介護の危機を考える」をテーマに介護福祉士の松尾直樹さんが講演しました。松尾さんは、2024年4月の介護報酬改定によって報酬が引き下げられたことから訪問介護の危機が起きていることを報告。

 

 「特に深刻なのは介護ペルパーの平均年齢が高齢化しつつあり、訪問介護事業所の5割近くが赤字になっている。事業所では求人を出してもヘルパーが集まらない状況が起きている」と話し、公的社会保険制度そのものが危機的な状況になっていることへの危機感を訴えました。

共有する