8月26日に水戸市内で開催した「STOP!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会」には、県内外からの市民600人が参加した。(集会は、実行委員会の主催)
集会は、実行委員会の小川仙月さんから「初の沸騰水型の古い原発再稼働を食い止めましょう」という挨拶に続き、集会賛同人の方々からの訴えがありました。
茨城県生活協同組合連合会の鶴長義二・会長理事は、「老朽化した原発を動かして大丈夫なのか。管理するのは人間であり、人間は必ず過ちを犯す。30キロ圏内に92万人の避難が出来るのかも疑問だ。再稼働は認められない」と訴えました。
美浦村長の中島栄さんは、「本村では村営のメガソーラ発電所を建設し、再生可能エネルギーによる電力確保をしている。原発のない社会を実現しよう」と述べ、元東海村長の村上達也さんは、「原電は借金漬けの会社。再稼働は危険だ」と訴えました。
講演は、原子力資料情報室の松久保肇さんが「原発推進と老朽原発再稼働は危険」と題して行いました。
集会決議は、「東海第二原発は廃炉以外に道はなく、来年の再稼働は絶対に許さない」とした決議文を参加者で採択し、集会後はデモ行進を行いました。