雪の百里平和公園で、2022年初午祭を開く

本日2月11日、航空自衛隊百里基地のなかにある一坪運動の民有地「百里平和公園」で2022百里初午祭が開かれました。初午祭とは、百里稲荷神社の祭りで地元の反対同盟が毎年おいしい赤飯を参加者に配りますが、歴史的に「今年も百里基地反対の運動をがんばろう」という集まりでもあります。今年は何年ぶりかの大雪で、百里も10センチ以上の積雪でしたが、 各地から約150人の平和を願う市民が集まりました。

 

 地元の百里基地反対同盟の梅沢優さんからは、オスプレイ訓練反対などを訴えました。

 続いて、百里基地訴訟弁護団の谷萩陽一弁護士が憲法9条を守ることと、百里基地での基地反対の運動の重要性を発言しました。

 各平和団体からの挨拶で、茨城平和擁護県民会議の鈴木博久代表は、東アジアの平和について「日本の平和確立の基本は平和憲法だ」と訴え、社民党茨城県連合の井坂章代表は、「国会では改憲反対の闘いが焦点だ。一緒に改憲反対の運動を強める」と挨拶しました。

    社民党 井坂代表あいさつ

共産党、新社会党からの挨拶後、日本山妙法寺の代表は、「反共は戦争前夜の声、立憲野党共同の前進を!」の横断幕を掲げ、参院選挙で野党共闘の大切さを話しました。

初午祭アピールでは、「平和を願う多くの市民とスクラムを組み、岸田政権による改憲の動きに反対します」を大きな拍手で採択し、終了しました。

 

 

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