茨城県東海村にある日本原子力発電東海第二原発の再稼働を推進勢力側の動きが強まっています。12月17日の東海村議会の原子力問題調査特別委員会では、6月議会に村商工会の出した「速やかな広域避難計画の策定を求める」請願について、商工会と結びつく議員らが「早く、避難計画をつくれ」と採決を強行しました。これは、委員会で避難計画の議論を一切行わずに原発推進会派の多数決で、議論を封じ込める暴挙です。
社民党の推薦している阿部功志議員（無所属）など、実効性ある広域避難計画の策定を求めている議員は採決に反対し、調査と討論の継続を求めましたが、委員長は広域避難計画についての発言を打ち切り、次回の特別委員会で請願を採決することを9人の賛成多数（反対7人）で決めました。
社民党も加盟している茨城平和擁護県民会議が情報をまとめましたので、発信します。