2021年百里初午祭を開催 百里基地の縮小・撤去を!

 2月11日、航空自衛隊百里基地のなかにある一坪運動の民有地「百里平和公園」で2021百里初午祭が開かれました。
今年は「コロナ禍で参加者も少なくなるのでは」の声もありましたが、各自がマスク等の感染予防対策をした中で、「軍事基地反対の意を表そう」「初午祭に中止はない」という思いで、予想を上回る約200人が県内各地から参加しました。
 最初に、百里基地反対同盟の梅沢優さんが、「F4ファントム戦闘機がいなくなったため、基地が静かだ。2月には、百里基地反対の歴史を書いた新しい看板を設置した」と地元を代表して挨拶しました。
 百里基地訴訟弁護団の挨拶に続き、各団体からの挨拶では茨城平和擁護県民会議の鈴木博久代表が「百里の平和の闘いを全国の仲間と共有していきたい」と訴えました。
社民党県連合からは、井坂章代表代行が、「菅政権はコロナ対策を後手後手してもアメリカの要請で軍事費だけは大幅に増加しているが、国民の危機であるコロナ対応の医療費増額には背を向けている。菅政権を退陣させ、新しい政権をつくろう。東海第二原発の再稼働は許してはならない」と訴えました。 
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さらに、共産党、新社会党からの挨拶後、長年初午祭に参加している日本山妙法寺の代表からは、「沖縄戦の戦没者の遺骨が混じった土砂を辺野古新基地建設の埋め立てに使うというひどいことが行われようとしており、絶対に許せない。新基地建設を止めさせるため、沖縄の人たちと連帯して運動しよう」と参加者への呼びかけがありました。
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最後に、「平和を願う多くの市民と連帯して、『戦争する国づくり』を強行する菅政権を追い詰める取組みをさらに強化します」とする初午祭アピールを全員で採択し、終了しました。

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